街中で見かけるのぼり旗を神社などで見かけて気になったことがある方も多いのではないでしょうか。
あののぼり旗は「神社のぼり」と言って、
その名の通り神社周辺や境内に掲揚されています。
しかし、よく街中で目にする一般的なのぼり旗のように、
販促宣伝のために使用されているのではありません。
では、どんな意味があって神社のぼりは掲揚されているのでしょうか?
神社のぼりを製作しようと考えている方も!そうでない方も!
ぜひこの機会に神社のぼりについて知ってみませんか。
神社のぼりの目的
神社では主にシンプルなのぼり旗がたくさん並んでおり、
入口に大きなのぼりが立っていることもあります。
のぼりには古来から、神事の際に神様が降りてくるための目印である
「招代(おぎしろ)」という意味があるのです。
神様が祭の場所に迷わず降りてきてくださるように、高く目立つように掲げられています。
また、神社に奉納をしている地元の人たちなどへの感謝の印として、のぼりを立てている場合もあります。
現代では主に2つの目的で掲揚されています。
祈願
のぼり旗を掲げることで、
そののぼりが心霊の依代(よりしろ)となると言われており、
祈願のために掲げます。
奉納品
神社への奉納の証として、
名前を入れたのぼり旗を掲げることがあります。
たとえば、神社の修復・修繕等、費用の工面や、お祭りのときの寄付など、
恩をカタチに残すという意味で神社のぼりが掲げられていることもあります。
また、装飾として掲揚される場合もあります。
その場合も華美なものではなくシンプルなデザインのものです。
神社のぼりを製作するためにチェックしたいポイント
生地
神社幟(のぼり)の生地は、丈夫な綿生地を使用することが一般的です。
大きいサイズののぼりの場合、
11号帆布など綿生地の中でも厚くて丈夫な生地を使用することも。
綿生地ですと重厚感もあり、格式めいた雰囲気が出ると思います。
しかし、そんな良いとこずくめの綿生地にも弱点があります・・・。
それは
水を吸収すると乾きにくい・重くなることです。
また、価格も販促宣伝用ののぼり旗に使われるポリエステル生地よりもお高め。
価格と手間を抑えたい方にはポリエステル生地での製作をおすすめします。
バンテックはポンジ生地を取り扱ってますよ!
サイズ
のぼり旗のサイズは
縦180cm × 横60cmのサイズが一般的ですが
神社のぼりは更に大きいサイズで作ることがあります。
縦300cm~900cm × 横70cm~90cmほどのサイズで製作されることが多いです。
バンテックはミニのぼり旗から大きなのぼり旗まで製作可能です。
デザイン
神社のぼりのデザインは販促推進のために掲揚されるわけではないので、
目立つ色鮮やかなデザインはではなくシンプルなデザインが好まれます。
格式めいた神社に掲揚するにふさわしいデザインであることが重要です。
シンプルなデザインでもこだわりってありますよね。
バンテックではデザイン料無料!
デザインの修正も何度でも無料で承っております。
「どの書体にしようか迷っている・・・」
「色合いを何パターンか確認したい・・・」
そんな悩みもバンテックなら解決できます!
複数デザインのご提案や目的にあったデザインの作成を致します。
デザインに悩んだら、ぜひバンテックで製作をご検討ください!
対仕立て
また、デザインだけでなく掲揚の仕方にもこだわりませんか。
のぼりには、チチと呼ばれるポールを通す白い布の輪があります。
神社では、参道の左右に何本も立てることがあるので、
左右に立てる場合は、チチを付ける位置(左右)は全て同じ位置ではなく左右両方で作成しましょう。
チチは左右どちらにでもつけることができます。
対になっているのぼりは、対仕立て(にらみ)にします。
対仕立てでは、チチ、日付の位置、奉納の文字の向きが左右対称になります。
写真ののぼりは神社のぼりではないですが
左チチののぼりと、右チチののぼりを設置しています。
バンテックではもちろん右にチチをつけることも可能!
対仕立てをご希望の方も安心して作成できます。
神社のぼりを製作する際に何かお悩みの際は
ぜひ、バンテックにご相談ください!