皆さん、こんにちは!
本日はのぼり旗の仕立て方法についてご紹介します。
「ヒートカット加工」と「三巻加工」
のぼり旗の仕立て方法には2つ種類があります。
1つは「ヒートカット加工」、もう1つは「三巻加工」です。
どちらものぼり旗の周辺の縁に施す仕立て方法です。
実際にどんな仕上がりになるのか、画像で確認してみましょう!
「ヒートカット加工」
ヒートカット加工は、のぼり旗の周りを【ヒートカッター】と呼ばれる機材で切断する製法です。
【ヒートカッター】は先端部分に熱を持ち、その熱で生地溶かすことで生地を切断していきます。
熱でカットされた部分は生地が固まるため、ほつれにくくなっております。
「三巻加工」
次に三巻加工です。
生地の縁を折り返して縫製してあります。
そのためヒートカットよりも丈夫で、風の強い地域やほつれが気になる方にはおすすめの加工です!
三巻加工には、加工を施す場所によって、
①L字三巻加工 ②上下三巻加工 ③三方三巻加工 ④四方三巻加工の4種類があります。
①
②
③
④
※赤線でない辺はヒートカット加工になります。
①L字三巻加工
L字三巻加工とは、チチのついていない右辺(または左辺)と、下辺(または上辺)の二辺のみ三巻加工を施す方法です。
三巻加工を施した二辺がL字になることからこう呼ばれます。
→チチのついていない二辺を補強することで、強風にあおられる等した場合でも、損傷を受ける割合が
ぐっと少なくなります!そのため、少しでも長く安全にお使いできるのぼり旗をお求めの方におすすめです。
②上下三巻加工
上下三巻加工とは、のぼり旗の上辺・下辺に三巻加工を施すことです。
→上下に施すことで、のぼり旗に張りが出るため、遠くからもしっかり見せたい場合におすすめです。
③三方三巻加工
三方三巻加工とは、のぼり旗の上辺・下辺とチチのついていない右辺(または左辺)の三辺に三巻加工を施すことです。
→のぼり旗の軸と常に接している部分(ポールが通っている辺)については、比較的ダメージが少ない
という性質があります。そのため、リーズナブルな生地でもより丈夫に作りたい方におすすめです。
④四方三巻加工
四方三巻加工とは、のぼり旗の四辺全てに三巻加工を施すことです。
全ての辺に三巻加工を施しますので、三巻加工の中でも一番丈夫です!
また、四方すべてを折り返して縫うため、きれいに仕上がり、見た目が良くなります。
→耐久性及び見た目の美しさを兼ね備えた仕上がりとなりますので、ご予算に余裕があり、
より高品質なのぼり旗をお求めの方におすすめです.
のぼり旗の加工には、上記のように様々な加工方法がございますので、
どの加工方法が最適か迷った際には、是非一度ご相談ください!
今回は以上です!
ありがとうございました。